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新型コロナウィルスの影響によって、競技会がなくなったり、練習場がお休みになったり、レッスンに通えていなかったりと、今までのように身体を動かせていない方が多いかもしれません。
こんなときだからこそ、日々の生活の中でちょっとした工夫をして、ダンス上達のための地力を上げていきましょう！
前回の『今すぐできる！ダンス上達のための日々の意識（１）』では姿勢について書きましたが、今回は歩くことについて。
社交ダンスの根本にあることの一つは、綺麗な姿勢を保ったまま歩くこと。
すっとした姿勢で颯爽と踊っている人は、普段の立ち姿や歩く様も美しいことが多いですよね。
ダンスは上手なのに、歩き方が汚い人は少ないかと思います。
社交ダンスに限らず、どんなスポーツでもトップレベルのアスリートは立ち方、歩き方、走り方などが美しいもの。
では、歩き方の理想はどんなものでしょうか？
こちらがバランスの良い歩き方。
出典：骨・関節・筋肉の構造と動作のしくみ（深代千代監修 ナツメ社）
左右の脚のほぼ中心に脊柱が収まっているところから、上半身が崩れずに片方の脚に体重移動し、また次の両脚バランスへと移行しています。
足部からのエネルギーが脚部を通り、股関節から仙骨、背骨へと繋がり、頭部を押し上げ続けます。
もちろん頭部は高い所をキープ！
このエネルギーの伝達は骨組みを意識しますが、骨を支えるためには筋肉も必要。
特に大切なのが、股関節の動きに関わる筋肉群で、腸腰筋（小腰筋、大腰筋、腸骨筋）、大腿筋膜張筋、縫工筋、内転筋群、大腿四頭筋です。
出典：骨・関節・筋肉の構造と動作のしくみ（深代千代監修 ナツメ社）
この部分に適度な緊張感がないと、上半身へのエネルギー伝達が悪くなってしまいます。
もちろん固すぎるのもダメ。
固すぎず、柔らかすぎず、反応が良い弾力のある状態であり続けたいです。
そのためには何をすれば良いのか？
いわゆるインナー・マッスルを鍛えるトレーニングは沢山ありますが、毎日簡単にできることの一つが姿勢を良くして少し大股で歩くことです。
頭の位置を高くして、お腹の辺りが引き締まっている感じで、いつもより少し遠くへ脚を振り出すように歩いてみてください。
足裏でフロア（地面）を軽く押して、モデルやミュージカル俳優のような雰囲気で歩くのも良いでしょう。
いつもより少し視線を高くして遠くを見通すような感覚で、自分が進む軌道を想像しながら闊歩してください。
みぞおちから、可能ならば脇の辺りから脚が出ているイメージで歩ければより良いです◎
普段の姿勢や歩き方を美しくすることで、ダンスに必要な筋肉が自然と鍛えられていきます。
特別なトレーニングをしなくても、毎日のちょっとした意識の積み重ねでダンスは上達するはず！
皆様頑張ってくださいね \(^0^)/
↓ これまでの〔ダンス上達のコツ〕はこちら ↓
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☆ 外国人ダンサー ☆
☆ 競技会関連 ☆
【競技会結果＆１チェックのために】『後期全関西級別ダンス競技大会』
☆ イングリッシュスタイル ダンシングのレッスン内容 ☆
☆ 浪速舞踏会でおこなう特別講習会内容 ☆
これらの投稿が僅かでも皆様のダンス上達のお役に立てば幸いです♪
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