皆様おはようございます、森田幸典です♪
『社交ダンス人気ブログランキング』は皆様の応援が頼りです!
励みになりますので、一日一回こちらのバナーをクリックして応援お願いいたしますm(_ _)m
以前投稿した『腕はどこから?』で、社交ダンス(ソシアルダンス、ボールルームダンス、競技ダンス、ダンススポーツ)を踊る際に必須となる"腕"について書きました。
今回は、その "腕" を動かすための筋肉について、スタンダードダンス(ボールルーム、モダンとも呼ばれる)のホールドを中心に解説していきたいと思います。
まずは前提から。
スタンダードダンスでは、ホールドの美しさが何と言っても重要です。
その美しさはバランスであり、無駄な力みのない端正なものでなければなりません。
角度も重要となってきます。
では、この腕の位置を決めるために使う筋肉はどれなのでしょうか?
よく「ホールドは背中を使え!」、「腕の力でホールドを張るな!」、「肩の力を抜いて!」など、色々なアドバイスを耳にすることがあります。
しかし、多くの方がこれらのアドバイスに従ってもなかなかホールドはキレイにならないもの・・・。
実はこれらがむしろ反対だったら?
え?
反対?
逆効果?
そう。。。
そうなのです。。。
全てがそうとは言えませんが、これらのアドバイスによって逆にぎこちないホールドとなってしまっている場合があります(^^;
※状況によっては有益なアドバイスとなることもあります。
では、どうすれば良いのか?
まずはこちらをご覧ください。
筋肉は、自分で意識して動かすことができる随意筋と、心臓や内臓、瞳孔など通常自分で意識して動かすことができない不随意筋とにわけられます。
随意筋は骨格筋とも呼ばれ、ダンスを美しく踊るにはこの骨格筋を効率的に働かせなければなりません。
この骨格筋は、動作によって主働筋、共同筋、拮抗筋と働きが変わります。
主働筋は収縮によって関節を動かし、拮抗筋はその動きとバランスをとるように弛緩・伸展します。
一般的に「筋肉を使う」とは、この主働筋のことで、筋肉を収縮させることを指します。
ですので、その対となる拮抗筋は主働筋とバランスをとるものですから、ここに意識を持っていきすぎると拮抗筋が主働筋の働きを邪魔してしまうことになるのです。
これが、多くの方が努力をしているのになかなか報われない原因の一つ。
ここを間違えてしまうと本来は伸展させるべき筋肉を収縮させてしまい、身体に過剰な緊張が生じてしますのです。
さて、ようやく "腕" を動かすための筋肉について。
結論から述べると、ホールドは肩、腕の筋肉を使います。
もう少し正確に書くと、肩付近、上腕部上部にある三角筋が腕を上げるための主働筋となります。
解剖学の用語では、腕を外側に広げていくことを「外転」と言います。
この腕の外転は三角筋の働きによるものなのです。
「腕でホールドを張らないで!」、「肩の力を抜いて!」というアドバイスが危険なのは、三角筋の働きを止めてしまう恐れがあり、腕を上手くあげることが大変になってしまうのです。
そして、大胸筋の上部もこの働きをサポートし、腕を前方にする「水平屈曲」の動きも加わります。
さらに、前鋸筋が肩甲骨の間を広げる「外転」の役割を担います。
そして、これらの筋肉と拮抗するのが背中側の筋肉。
もう多くの方がお分かりになられているかと思いますが、背中の筋肉を意識しすぎてしますと、背中の筋肉が収縮して、腕が上がりづらくなるのです。
背中の筋肉は使うのではなく、「使われる」状態にするのが大切。
三角筋、大胸筋、前鋸筋を働かせ、それらによって背中側の筋肉が伸展していく感覚が得られれば正解です。
もちろん、肩先が上がってしまうのは美しくありませんので、肩甲挙筋を弛緩させて、首回りをすっきりさせることも忘れないでくださいね。
元世界チャンピオンのリチャード・グリーブ先生に「ダンスは効率的でなければなりません」と流暢な日本語で何度も言われました。
効率的とは、身体本来の機能に逆らわないこと。
解剖学の知識は一朝一夕で理解することはなかなか難しいですが、必ず皆様のダンス上達に役立つはず。
意識できる部分から、少しずつトライしていってください!
※図解は全てナツメ社「骨・関節・筋肉の構造と動作のしくみ」より
↓ これまでの〔ダンス上達のコツ〕はこちら ↓
☆ 社交ダンス全般 ☆
『東大式世界一美しく正しい歩き方 100歳まで健康で動けるカラダをつくる!』のご紹介♪
☆ 外国人ダンサーのレクチャー等 ☆
☆ 競技会関連 ☆
【競技会結果&1チェックのために】『後期全関西級別ダンス競技大会』
☆ イングリッシュスタイル ダンシングのレッスン内容 ☆
☆ 浪速舞踏会でおこなう特別講習会内容 ☆
☆ 瀬古薫希・知愛組スペシャルレクチャー ☆
『チャンピオン直伝!アームワークとリード&フォローの極意』の主なポイント♪
『チャンピオンから学ぶラテン基礎♪ The ウォーク』の主なポイント♪
【動画あり】『チャンピオンから学ぶラテン基礎♪ The Cha Cha Cha』の主なポイント♪
【動画あり】『チャンピオンから学ぶラテン基礎♪新発見ルンバベーシック』『チャンピオン直伝!魅せるルンババリエーション』
これらの投稿が僅かでも皆様のダンス上達のお役に立てば幸いです♪
〔ダンス上達のコツ〕に関する記事はこちらをご覧くださいm(_ _)m
『社交ダンス 人気ブログランキング』にチャレンジしています!
励みになりますので、ブログを読み終わりましたら、一日一回こちらのバナーをクリックして応援よろしくお願いいたしますm(_ _)m
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
大阪 難波(なんば)、日本橋、千里(吹田・豊中)で社交ダンスを習うなら
Avid Dance & Body Design(アヴィッド ダンス アンド ボディ デザイン)
〒556-0011 大阪府大阪市浪速区難波中2-1-18 丸丹ビル4階
TEL&FAX 06-6537-7732
ホームページ https://aviddance.com
ブログ https://aviddance.hateblo.jp
Facebook https://www.facebook.com/aviddance
Twitter https://twitter.com/aviddance
Instagram https://www.instagram.com/aviddance77
お問い合わせページ https://aviddance.com/contact/contact.html
お問い合わせメール smiles@aviddance.com
レッスン予約メール k.morita0707@gmail.com
営業時間 月~土曜日(日祝休み)13~21時
※レッスン状況、競技会、その他イベント等により異なる場合あり
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆