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初めに、今回の投稿はマスクの着用を否定するものではなく、社交ダンスの競技会において本当にマスクの着用が必要かどうか、どうすればより安全に競技会を開催することができるかの議論のきっかけになればと書きます。
この悲しい出来事を皆様ご存知かと思います。
亡くなった児童の父親「こんなに元気な子が一瞬で命が亡くなるんだって。学校側に関しては、生徒たちにマスクをつけるつけないの選別をゆだねないでいただきたい。これから特に熱中症(のリスク)もあるので、(マスクの)使い方を考えていただきたい」
昨年にはこのようなこともありました。
新型コロナウイルス感染症の予防でマスクを着けて体育に参加した中学生が突然死する事故が相次いだ。専門家は激しい運動の際に高機能マスクを着けると危険だと指摘。体育でのマスク着用は不要とする動きが広まった。
海外では普通ですが、日本でも多くのスポーツにおいてマスク非着用で競技をおこなっています(ベンチ待機時、休憩時は着用)が、ダンス競技会は依然として競技中にマスクの着用が義務付けられているものがほとんどです。
これから本格的な夏が始まります。
厚生労働省が発表した平成30年の熱中症によって亡くなられた方は1581名。
うち、およそ8割が65歳以上の方です。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/necchusho18/dl/nenrei.pdf
こちらも。
猛暑日が増えている昨今、熱中症で亡くなられる方は10年で倍増だそうです。
昨年夏、日本臨床スポーツ医学会と日本臨床運動療法学会が共同で声明を発表しました。
一般的にマスクは他者への感染拡大予防に寄与するものと考えられますが、運動中には激しい換気によってマスクの形状が変化します。ランニングのように換気量が増大し、前面からの気流を直接受ける状況では、マスクが安静時と同様の機能を果たすかどうか十分な検討はなされていません。一方、マスク等の装着は呼吸を制限することから、健康上望ましいとされるやや息が上がる強度の運動(文献1)の実施も困難とします。さらに気温と湿度が高い夏季には、マスク等は呼気からの気化熱および顔面の皮膚血管拡張による熱放散(文献2)を妨げる要因にもなり、熱中症の危険性も高まります。なお、厚生労働省と環境省は熱中症予防の観点より、マスク着用時は体に負荷がかかる作業や運動を避け、屋外で人と2m以上離れられる時は、運動時に限らずマスクを外すよう求めています。
屋外運動を想定した声明ではありますが、室内でも熱中症で多くの方が命を落とされているのは皆様ご存知のこと。
多くの競技会が再開されている今年。
本格的な夏が始まる前に、社交ダンスの競技会で悲しい出来事が起こらないよう議論が必要ではないでしょうか?
濃厚接触者は以下のように定義されています。
マスクなしで15分以上接した場合に濃厚接触したと定義されます。
※変異株の発生による条件の変化。他にも様々な考えがあるのは承知しています。
社交ダンスの競技会において、1ヒートでかかる音楽の長さは1分20~30秒程度。
フロア滞在時間は3分以内でしょう(5種目連続でも15分以内と想定される)。
一緒に組んで踊るパートナーとの距離は近いですが、他の選手や観客との距離はそれほど近くありません。
もちろん踊っている時は会話はありません。
飛沫感染の確率は極少ではないでしょうか?
空気感染の可能性は否定できませんが、空気感染であればマスクを着用していてもウィルスが漏れ出るのは実験でも明らかになっています。
また、換気が十分な環境であれば空気感染を過度に心配する必要はないかと思います。
マスク着用の効果は一体何なのか?
それはダンスの競技中にどれだけの効果を発揮するのか?
逆にマスクを着用することによる危険性はどうなのか?
会話をしやすい控室でのマスク着用は必須でしょう。
マスク非着用に強烈に抵抗される方々がおられることも重々承知しています。
しかし、マスクの着用を義務付けた競技会で、倒れられる方、最悪死に至ってしまう方が出てしまった場合責任は誰がとるのでしょうか?
注意義務を怠ったとして主催者が責任を取らなければならないのでしょうか?
因果関係不明として処理されるのでしょうか?
法的な部分は分かりません。
万が一に備えて医師の滞在は必要でしょうか?
リスクは新型コロナウィルスだけではありません。
素人判断では危険ですので、専門家を交えた科学的な議論が必要だと感じています。
これは特定の団体ではななく、ダンス業界全体で議論すべきことではないでしょうか?
もう一度書きますが、これはマスクの着用を否定するものではありません。
ダンスの競技会において本当にマスクが必要なのかどうか、必要なら期待すべき効果と許容されるマスクの種類は何なのか、マスク着用を義務付けるならそのリスクと対策も考える必要があると感じ書いています。
今なら、ワクチン接種者はマスクの着用を免除するという考えも可能かもしれませんし、半年以内に陽性反応が出た方も免疫があると判断できるかもしれません。
競技会当日の検査も考えられますが、こちらは費用対効果を考えての対策だと思います。
新型コロナウィルス感染症の拡大によって、「コロナ脳」、「自粛警察」、「マスク警察」など、他者に対して過剰に攻撃的な方がおられます。
印象論での生産性のない議論ではなく、専門家を交えた科学的な議論によって、その選択に至った経緯を明らかにし、より安全な競技会を開催することが求められるのではないでしょうか?
人生に潤いを与えるダンス。
素晴らしいダンスで、悲しい出来事が起こらないことを願って文を終えます。
追記
こちらは今年3月19日にロシアで開催されたダンスの競技会です。
選手はノーマスク、観客もマスク着用者はかなり少ない様子です。
こちらはWDC系の今年初頭に開催された『Crystal Ball 2021』。
競技会に関する記事はこちらをご覧くださいm(_ _)m
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