『2022 西部日本ダンス選手権大会』審査雑感♪ - 社交ダンス・競技ダンス上達請負人！姿勢•歩行•動作改善☆Avid Dance & Body Design♪

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２日間に渡って開催された今年最後の競技会『2022 西部日本ダンス選手権大会』が無事に終了しました。

私は一日目の級別戦の審査員を仰せつかりました。

審査中および待機中に競技会を見ていて感じたこと。

皆様まだまだ上達途中ということではありますが、やはり多くの方の ”立ち” が不十分に見えてしまいました。

立つ感覚は２つの方向からが必要で、一つが「Supporting」で、もう一つは「Hanging」。

「Supporting」は下からの支え。

「Hanging」は上からの吊り下げ。

物理的には足元から上方への押し上げが初めに起こり、頭の位置が定まった後に余分な力を下に降ろします。

そうすることで尾骨、仙骨から頭頂部までが長くなり、スッと綺麗な背中となります。

長さがあることで、背骨の椎体と椎体の間、肋骨の間に余裕が生まれ、ボディのアイソレーションも可能となります。

そこに左右に軽く引き伸ばされたアームが加わることで、よりスッキリとした上半身を見せることができるようになります。

私達も、元世界チャンピオンであるリチャード・グリーヴ先生に「まずは見かけが良くなければなりません。見かけが良いということは効率的に踊れるチャンスがあるということ。見かけが悪ければ審査員に見てももらえません」と流暢な日本語で教えられました。

※リチャード・グリーヴ先生は英語以外の言語も堪能なのです。

見た目が悪いということは、カップルとしての関わりに問題があり、動きも不自然となってしまう確率が高くなります。

『大阪インターナショナルダンス選手権大会』で講習をしてくれたアンドレアもシンプルな立ち方の重要性を説いてくれました。

※メインはフットの大切さと下からの上への組み立て。

aviddance.hateblo.jp

そうそう、"立ち" を良くするためには頭の位置、首との繋がりが欠かせません。

こちらが良いトレーニングとなりますのでご参考まで。

【猫背、頭部前方位の対策】

頭が前に出ている姿勢は、肩こりや首,背中の痛みを引き起こします。
またスポーツパフォーマンスにも悪影響となりやすいです。

この場合、セラバンドをこのように使うことで修正できます。
アゴを引くのではなく、「背筋をまっすぐにする」イメージでやるとgoodです👍 pic.twitter.com/K3IY4HLtFj
— 西川匠🌏鰹BAR for Sports (@physio_tennis) November 27, 2022